うつわ日記

うつわオタク

3月25日

8時頃起床。Sに起きれたとLINE。
シャワーを浴びて身支度を整える。
気温が読めないので着心地の良い服を選んだ。

9時過ぎに大阪駅でSと合流してバスに乗り込み名古屋へ出発。12時頃名古屋駅に到着しコンパルでエビフライサンドを食べてメーテレ本社へ向かう。

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今日は名古屋テレビが開くお花見会「サクラベツイン」に伺う。桜咲く寺院敷地内に出店が並び入場無料でライブも見れるイケてるイベントだが雨のせいか人はまばらだった。

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15時頃ライブステージで猫を堕ろすを見て会場内を散策。出店でチャイとバターサンドを買ってステージへ戻る。
16時前に目当てのMomがリハーサルを始めた。初めて生で見たが思ってたより背が高く、小柄で可愛らしい感じかと思ってたのでスラッと大人びて物怖じしない姿にギャップを感じる。

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リハーサルで「あのよこのよ」を披露した後一旦はけていよいよ開演。

「ロストシング」で開奏。際立つギターと揺らぐ歌声に頭から圧倒される。生歌生演奏だとこうも化けるのか…彼の声がリズムが琴線を揺さぶる。
「終わりのステップ」→「電話とヘリコプター/16対9」と続き、MCでは『M、o、mでマムです』『春なので…色々嬉しい事も悲しい事もあると思いますけど、元気出していきましょう』など話す。
「泣けない人には優しくない世界」→「タクシードライバー」!で感動に耐えきれず涙が出た。
徹底的に自分自身を見つめ続けたヒリつく内省深い歌詞。アンビバレントに苛まれ、それでも楽しんでいるような演奏は原石みたいに力強く淡い美しさがあった。歌から滲み出る諦念感と人懐っこさが伝わってきて大切な人のトラウマを知った時、傷を見た様な気持ちになってしまう。「カーテンコールのその後に」→「続•青春」で終演。
閉塞的な日常、変えられない自分、どうしようもなくて思考停止してしまうことへの恐れがそれでもいいんだと壊された気がする。こんなに感動できるんだから俺は大丈夫だ、なんて思えたライブだった。一生忘れたくない。

金を使いたい!と思い物販に並ぶと本人が手売りしてくれて焦る。購入したパーカー2枚にサインを貰ってる間少し話せたので感謝の気持ちを伝えたいと思うも上手く言えず。

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Sとライブの感想を言い合いながら出店で買ったカレーを食べる。SもMomのファンになった様子で嬉しい。
次のライブは全国どこでやっても行こうと誓う。

タイムテーブルは礼賛→堀込泰行と進行しキリンジの曲はやらないだろうと思ってたら「エイリアンズ」をやってくれて感激。ほんと来て良かった。

新幹線の時間まで余裕があったので名古屋駅地下でひつまぶしを食べる。
こんなに美味しいものだったのか‥

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ライブも最高だったし一生今日で良いね、など話す。でも今日が楽しかった様にまたこんな日が生まれるかも知れない。まだまだ希望があるなと思う。

新幹線に揺られ23時半頃に新大阪着。なんだかんだ終電で走って御堂筋線に乗り込み淀屋橋でSと別れて0時頃帰宅。
コソ録したライブ音源を聴いて胸が熱くなる。良い日だった。