うつわ日記

うつわオタク

11月19日

7時半ごろ起床。身支度を整え家を出る。自宅の隣にあるニコニコレンタカーで車をかりて千早赤阪村のBUMへ向かう。

10時過ぎに到着。カットとカラーの予約をしていたのでギャラリーを横目にレストラン奥の美容室へ。美容師のIさんが笑顔で出迎えてくれた。髪は前回同様ハイライトのメッシュを細かく60本ほど入れる。昔から白髪が気になっていたけど、今の髪色は気にならない。コンプレックスをお洒落に変えるなんて、大満足を超えている。

カラーの合間にギャラリーでいつもお世話になってるタトゥーアーティストwakanaさんの個展を見る。wakanaさんの絵はパッと見でかっこいい!だけでなく、黒鉛の濃淡と太細、掠れた絵具で出来る立体感が独特のタッチで、描かれる絵はどれもなんだか内省的かつオフェンシブな印象を受ける。引きで見るとキャッチーで、寄りで見ると静まりかえるような迫力があった。作品の中で存在感を放つ記号のようなパーツは、どこか欠けたまま取り残された様に、モチーフを捉えようとしている様にも戯れている様にも見える。その異物感が緻密に描き込まれた肉体や衣に重なることで引き立つ違和感と余情に頭が揺さぶられる。どの作品にも共通した漂流感があり、無意識に引き込まれるタッチが途方もなく美しかった。どれを買おうかグルグル悩んでいたら鼻血が出てきて、Tさんがティッシュを持ってきてくれた。

BUMギャラリーのインスタレーションが絵をより一層美しく見せていて、クリスマスツリーのような場所だなあと思う。

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絵を1枚とリソグラフポストカード、ハンカチ、ロンTを購入。カットが終わるとレストランでミールズを食べて帰路につく。途中futouに寄ってトノイケモトユキさんのカップを購入。トノイケさんの器は岩石と宝石の間の様で、艶やかで鮮やかな部分とマットで無骨な部分が溶け合っていてたまらない。店長のZさんと今度一緒にBUMへ行こうと話す。

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18時ごろレンタカーを返却し、急いで難波へ自転車で走る。難波酒場でSさんと合流。Sさんとは数年前にリアルしたことがあるのだが、最近Twitterで偶然再会した。前回マッチングアプリで会った時に俺がサバを読んで嘘の身の上話をしたことを陳謝。難波酒場の店主、オーダーの度に小声で可愛いボケを仕掛けてくるから会計の時にはすっかり好きになってしまう。

酒飯ぽぽぽ→沖縄ん家テリトリーへと梯子したあと解散。若干セックスあるかな?と期待してたのだが浅はかだった。でも来週bonobosのライブに一緒に行こうと約束できたのでセクアポ以上の成果だと思う。帰りに酒パンつつみでカレーを食べて2時ごろ帰宅。1人になるとどっと疲れが首にきて就寝。